午前と午後で一方通行が逆転する道路

東京・神楽坂にある神楽坂通りでは、「逆転式一方通行」が毎日行われています。

平日の午前中は坂を下る西から東への一方通行になり、午後は坂を登る東から西への一方通行になります。

こんなユニークな逆転式一方通行の導入例は他に確認されてなく、日本でここだけといわれています。

そして、このルールはある政治家のためにつくられたとの都市伝説があります。

誰かというと、元首相・田中角栄です。

田中角栄の居宅は神楽坂の北西部に位置する、目白にありました。

朝、目白邸から神楽坂を通って国会議事堂に向かい、夜に帰宅する際にも神楽坂経由で戻ります。

そのルートをスムーズに通行できるように、午前と午後で一方通行を逆転させたというのです。

しかし、事実ではないようです。

かつて神楽坂通りは双方向通行でした。

その後、歩道をつくった際に車道が狭くなってしまったため一方通行に変えましたが、今度は付近の道が渋滞するようになり、人々から多くのクレームが寄せられました。

そこで午前と午後で一方通行を逆転させることにしたらしいです。

事実、神楽坂では、午前中は都心に向かう通勤車両が多く、午後はその逆になります。

つまり、逆転一方通行は、理にかなったシステムということになります。