兜神社は証券界の守護神

東京証券取引所が立地する、日本の金融街である日本橋兜町(かぶとちょう)はニューヨークのウォール街、ロンドンのシティ、香港の中環などと並ぶ世界有数の証券市場です。

東京証券取引所周辺の兜町と、大阪証券取引所周辺の北浜、名古屋証券取引所周辺の伊勢町は日本の三大証券街と呼ばれます。

そんな兜町の一角、首都高速道路の高架下に「兜神社」という小さな神社があります。

この神社には商業の守護神「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」が祀られていて、証券界の守り神ともされている神社です。

1050(永承6)年頃、源義家は陸奥の豪族である阿部氏の反乱を平定すべく、大軍を率いて船着場であった現在の日本橋郵便局のあたりで船に乗りますが、突然暴風雨に遭います。

軍勢が思うように進めなくなってしまったため、義家が大鎧を海中に投じて竜神に祈願したところ、風波が鎮まったそうです。

無事に海を渡ることができた義家は、後に竜神に祈願した海辺に築いた塚に自らの兜を埋め東夷鎮護を祈願したのですが、これが境内にある兜岩であり、義家の霊を祀り建てられたのが兜神社だという言い伝えがあります。

そして、この神社の名前が兜町の地名の由来となっているのです。

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